For Educational Institution and Junior Green Friends
緑の少年団は、次代を担う子どもたちが緑と親しみ、緑を愛し、緑を守り育てる活動を通じて、ふるさとを愛し、そして人を愛する心豊かな人間に育っていくことを目的とした自主的な団体です。
昭和35年、国土緑化推進委員会が「グリーン・スカウト」の名称で緑化を実践する少年団の結成を呼びかけ、各地で少年団が誕生しました。
更に、昭和44年には、秋田県から「緑の少年団の結成」の提案があり、以後各県で緑の少年団が結成され団数も著しく増加しました。
広島県では、昭和50年から結成されています。
緑の少年団の成長に伴い、昭和50年代になって「都道府県連盟」の組織化が始まり、平成元年、少年団の内容充実や相互の連携強化を図ることを目的として、「全国緑の少年団連盟」が設立されました。
「広島県緑の少年団連盟」は、平成7年7月に設立されました。
令和5年現在、全国では3,071団体、約32万人の子供たちが少年団に加入し活動しており、広島県では28団体、2,971人が活動しています。
森林や緑の働きを団員の年齢や学力に応じて学び、動植物の観察や保護についての学習、植林・下草刈りなど林業の体験、花の栽培や木工体験などを行います。
街頭での緑の募金の呼びかけや、地域の花壇の手入れ、緑地帯や河川の清掃、緑化行事への参加など、ボランティア活動を通じて社会の一員としての自覚を養っていきます。
団員みんなで協力し合い、緑を豊かにするよう、汗を流して勤労の喜びを体得し、社会奉仕に励む心構えを養います。
キャンプや登山体験など、森林をフィールドとしたレクリエーション活動を行っています。
広島県では毎年夏に、1泊2日の日程で、交流集会を行っています。
県内の少年団が集まり、各団の活動内容発表や、伐採・木工クラフトなどの体験学習、キャンプファイヤーなどの野外活動を通じて相互の交流と親睦を図るとともに、自然に親しみながら、心身を鍛錬し、自立・友愛・協同・奉仕の心を養っています。
広島県みどり推進機構では、皆様から寄せられた「緑の募金」を活用し、広島県緑の少年団連盟を通して各緑の少年団に対し、活動費の助成や交流集会の支援を行っています。
広島県内の緑の少年団名簿(73.7KB)
広島県緑の少年団連盟 事務局
〒730‐8511 広島市中区基町10-52 広島県農林水産局森林保全課内 公益社団法人 広島県みどり推進機構内